排気管製作しました。
あとはミッドコントロールのワンオフとハンドル周りがキマれば
エンジン降ろしてリビルトと外装ペイントです。
こちらはショベルエンジンのケース
SSTでは取り切れないほどの傷があったので
内燃機屋さんに砲金でスリーブを打ってもらいました。
ここに溝が出来るのは、
オイル管理の悪さか、プライマリーオイルのリターンに含まれるゴミが原因か.....。
プライマリーオイルのリターンはショベルヘッド時代までなので
エボリューション以降でここに溝が掘れているような物は
完全にオイル管理不足か異物混入が原因。
直キャブやヴェロシティで乗ってる方は特にオイル交換はマメにした方が良いです。
血液と一緒ですからね。
こちらは別のショベルヘッド
プラグホールのネジ山駄目にしてヘリサート突っ込んで
誤魔化してあった物。
普段、ネジ山駄目にした修理依頼には自分はタイムサートを使用し、
それで追いつかない場合はビッグサートと言う物で修理していますが
今回はビッグサートでも取り切れないほどバカになってました。
こちらも内燃機屋さんでスリーブを作ってもらい圧入してもらいました。
唯一信頼している内燃機屋さん、
頼んでもいないのに回り止めのピンも打ってくれてる^^
こういう念には念をという配慮がエンジンの寿命を延ばしてくれるんですね。
実績のある内燃機屋さんには本当に安心して預けられますね、
いつも感謝です。
これでヘリサートごとプラグが抜けたり
圧縮漏れを起こすことを防げます。
このガイドシールは極稀に抜けることがあるらしいので
ガイドに脱落防止の溝を。
シリンダーボーリングも上がってきました。
高橋様ショベルはすべて揃ったのでこれから組上げです。
このほかにもY様のショベルヘッドのエンジン1基、
コージーXL883のボアアップ、K様エボエンジンのリビルトが控えています。
シートの革張り以外、
ひとりで全て作業しているので一台完成まで本当に時間が掛かります。
その代わり、旧くても安心して乗れるバイク創りを心がけております。
お待たせしているお客様みなさま、
ご理解いただきありがとうございます。